
Diana McCaulay、『A House for Miss Pauline』で2026年RSL Ondaatje Prizeを受賞
ジャマイカ文学界のベテラン、Diana McCaulayが、小説『A House for Miss Pauline』で、文学分野の主要な国際賞の一つである2026年RSL Ondaatje Prizeを受賞した。
英国のRoyal Society of Literatureは毎年、場所の感覚をとりわけ鮮明に伝えるフィクション、ノンフィクション、詩の作品に同賞を授与している。McCaulayのジャマイカを中心に据えた小説は、この栄誉と賞金1万ポンドを獲得した。
McCaulayは6月1日、ロンドンのTwo Temple Placeで開かれた式典で賞を受け取った。この結果は、Books+PublishingやRepeating Islandsなど、ジャマイカ国外の文学系出版物でも報じられた。
Jamaicans.comが伝えたインタビューで、Kingstonを拠点とする同作家は、発表にぼうぜんとしたと語った。候補作のいくつかに目を通し、どの作品が受賞するか分かっていると思っていたため、自分の名前を聞いた瞬間、誰かに前へ出るよう促されるまで動けなかったという。
息子のJonathan Chambersは式典に同席し、McCaulayがすぐに言葉を見つけられなかった際、代わりに話して支えた。McCaulayは後に、衝撃のため、その夜のことを十分には思い出せないと述べた。
式典後の数日間、McCaulayは本と自身のキャリアを支えてきた人々に公に謝意を示し、息子、Dialogue Booksの出版社関係者、編集者Hannah Chukwu、代理人Laetitia Rutherford、夫Fredの名を挙げた。
『A House for Miss Pauline』は英国ではDialogue Books、米国ではAlgonquin Booksから出版されている。同小説は、99歳のジャマイカ人女性が記憶、家族、帰属をめぐる問いの中を進んでいく姿を描く。
受賞発表に際し、Royal Society of Literatureは、場所の個性を引き出すことが自身のフィクションの核心にあるというMcCaulay自身の見方に言及した。審査員らはまた、同小説がジャマイカにおける植民地主義と奴隷制の長く残る影響を力強く扱っている点も評価した。
McCaulayは、今年の同賞の最終候補6人の中で唯一のカリブ出身作家だった。同じ小説はすでに2025年CARICOM Prize for Caribbean Literatureを受賞しており、今回のOndaatje受賞は新たな大きな節目であり、これまでで最も目に見える国際的栄誉となる可能性がある。
文学以外でも、McCaulayはJamaica Environment Trustの創設者として、またジャマイカで長年にわたり環境保護を訴えてきた人物として知られている。これまでに6作の小説を執筆し、Commonwealth Short Story Prizeを2度受賞したほか、Gold Musgrave MedalとジャマイカのOrder of Distinctionも受けており、今回の最新の受賞は、ジャマイカを代表する文学者の一人としての地位をさらに強めるものとなった。
記事提供: CVM TV · 初出 .