Jamaica、2026年夏に深刻なEl Ninoの可能性に備えるよう要請
Jamaicaでは、赤道太平洋でEl Ninoが発達する中、今夏はより乾燥し高温になる状況に備えるよう呼びかけられている。予報担当者は、この現象が深刻化する可能性があると警告している。水・環境・気候変動省のMeteorological Services Branchで首席ディレクターを務めるEvan Thompson氏は、このパターンは6月1日から11月30日までのハリケーンシーズン中およびその後に、Caribbeanを含む各地域の天候を変化させ得ると述べた。
Thompson氏は、El NinoはEl Nino Southern Oscillation(ENSO)の暖相であり、太平洋の重要海域における海面水温が一定期間にわたり平年より少なくとも0.5度C高い状態で特定されると説明した。反対の位相であるLa Ninaは、同海域の気温が平年より異常に低い状態が続くときに起きるという。
Thompson氏によると、今回の現象は夏を通じて強まり、平年より2度Cを超える可能性がある。この水準では、より弱い事例に比べて影響が強まる可能性があり、主要または深刻なEl Ninoと表現されることが多いとした。
JamaicaおよびCaribbean全体にとっての主な懸念は、平年を上回る暑さと平年を下回る降雨だという。Thompson氏は、1度の上昇でも蒸発量の増加、人への熱ストレスの上乗せ、日中の高温からの回復を妨げる夜間の高温化など、重大な影響が生じ得ると警告した。
さらに同氏は、降雨量の減少が家庭、農業、畜産向けの水利用可能量を減らし、脱水リスクと食料生産への圧力を高める可能性があると述べた。
通常9月-10月に見込まれる降雨のピークを前に、雨が弱ければ、12月から3月までの伝統的な乾期に入る前に、帯水層、ダム、貯水池が必要水準を下回る可能性があるとThompson氏は述べた。Jamaicaは約4年前に経験した激しい期間と同様の干ばつ状況に直面するおそれがあると同氏は注意を促した。
同氏は、各家庭での雨水利用の早期準備や、ドラム缶やタンクなど貯蔵能力の拡大を含む対策を呼びかけ、降雨があった際に家族が水を確保できるようにする必要があるとした。乾燥の長期化が現実化した場合、当局は追加の供給手段を検討する必要があるかもしれないとも付け加えた。
記事提供: Jamaica Information Service (Video) · 初出 .
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