
マルコ・ルビオ氏、インド訪問の初日にモディ首相をホワイトハウスへ招待
米国のマルコ・ルビオ国務長官は土曜日、4日間のインド訪問を開始し、ナレンドラ・モディ首相にホワイトハウス訪問への招待を伝えた。
今回の訪問は、最近の貿易摩擦、とりわけインドがロシア産原油の輸入を継続していることを巡って悪化したワシントンとニューデリーの関係修復に向けた取り組みが中心になるとみられていた。エネルギー安全保障も議題に上り、インドはイランでの米・イスラエル戦争と、テヘランによるホルムズ海峡の事実上の封鎖によって大きな影響を受けている。
ニューデリーでルビオ氏は、米国大使館の新たな区画の開所式に出席した。米国外交の高官である同氏は、この建物を「この重要な関係へのわれわれの関与を示すもの」と表現した。
「両国間のこの重要な関係は、インド太平洋に対するわれわれのアプローチの礎にある」とルビオ氏は述べた。
国務省によると、ルビオ氏とモディ氏は「貿易と防衛協力を深め、重要・新興技術での協力を加速させる」ことで一致した。
ルビオ氏の日程は、米国、日本、オーストラリア、インドが参加する「クアッド」として知られる日米豪印戦略対話の会合で締めくくられる予定だ。この枠組みは、中国の地域的影響力の拡大に対応する形でつくられた。
クアッドは2007年から存在しているものの、2017年に再活性化されるまではほぼ休眠状態だった。その会合に対しては、北京が繰り返し異議を唱えてきた。
クアッド協議は、ドナルド・トランプ米大統領が5月初旬に北京を訪問し、習近平国家主席と会談した後に行われる。両者の会談では双方から友好的な公の発言があったが、具体的な合意はほとんど生まれなかった。
ワシントンは近年インドを改めて重視しているが、トランプ政権の初期の動きは両国関係を不安定にした。昨年、同政権はニューデリーによるロシア産原油の購入を理由に、インド製品への関税を50 percentに引き上げた。インドは長年、この供給源に依存してきた。
その後、トランプ氏とモディ氏は、インドがロシア産原油から段階的に離れることで合意したと発表した。しかし、米国、イスラエル、イランが関わる戦争と、それが世界のエネルギー市場にもたらした混乱により、インドはロシア産原油の購入を続けている。
ルビオ氏は、インドが米国とベネズエラからの原油購入を増やすようモディ氏に働きかけるとみられていた。
ルビオ氏がニューデリーに到着した時点で、イランとの紛争は引き続き大きな課題だった。新たな威嚇と外交活動の動きにより、米国による攻撃再開の可能性と、持続的な停戦に向けた進展の可能性の双方が残された。
ルビオ氏は最新の交渉で「一定の進展」があったと述べ、「きょう遅くであれ、あすであれ、数日以内であれ、われわれが何か述べられる可能性はある」と付け加えた。
記者団に対し、ルビオ氏は、紛争中にテヘランにとって重要な圧力手段となったホルムズ海峡で、イランが自由航行を認めるべきだという米国の要求を改めて示した。また、イランが高濃縮ウランの備蓄を引き渡すべきだとするワシントンの要求も繰り返したが、テヘランはこの条件を何度も拒否している。
米印関係は、米国とパキスタンの関係改善によっても緊張している。パキスタンは米・イラン協議の仲介を支援してきた。インドとパキスタンの緊張は根深く、昨年5月の短期の空中戦の後も高止まりしている。
トランプ氏はその対立で停戦を取りまとめたと述べた一方、インド政府は合意に外部からの圧力は影響しなかったとの立場を維持した。
ルビオ氏は土曜日にコルカタも訪れ、マザー・テレサの墓と、彼女の慈善団体の本部を訪問した。日程にはアグラとジャイプールへの訪問予定も含まれていた。
記事提供: Jamaica Inquirer · 初出 .
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