
英高等裁判所、プリンス・ハリーの「デイリー・メール」プライバシー訴訟で判決へ
英国高等裁判所は、プリンス・ハリーほか複数の著名な公人が起こしたプライバシー訴訟について、火曜日に判決を言い渡す見通しだ。訴訟の相手方は「デイリー・メール」と「メイル・オン・サンデー」を所有するAssociated Newspapersで、私人情報が不適切な手段で収集されたとする主張が根拠となっている。
ハリー、エルトン・ジョン、ほか5人の原告は、出版社が1990年代初期から2010年代にかけてプライバシーを侵害したと主張している。サセックス公爵は1月に法廷で証言し、約130年ぶりに英国の法廷で証言した王室関係者となった。彼は裁判官に対し、「デイリー・メール」の報道により妻メーガンの人生が、自身の言うところの「まったくの地獄」となったと述べた。
Associated Newspapersは主張を「途方もない」と断じ、拒否した。同社は、論点となっている約50本の記事は合法的な報道に基づくもので、友人や王室関係者、広報担当者が自発的に記者に話した情報が詳細の根拠だったと論じている。
両者の金銭的リスクは甚大だ。弁護士費用だけでも数千万ポンドに達する可能性があり、敗訴した側が相手方の費用を負担することが見込まれる。原告側に有利な判決が出れば、多額の損害賠償も付く可能性がある。
この訴訟は、プリンス・ハリーが英国メディアの一部と繰り広げる3度目の大規模な法的対立を象徴する。2025年1月には、ルパート・マードック所有の新聞に対する訴えを和解した。同出版社は10年以上にわたる私生活への介入について、多額の賠償金を支払い謝罪した。それ以前には、「デイリー・ミラー」を発行するMirror Group Newspapersに対する別件の訴訟で勝訴しており、電話盗聴を含む違法な情報収集が争点だった。
裁判所の判決は、グリニッジ標準時13時に公表される予定だ。
記事提供: Jamaica Inquirer · 初出 .
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